不渡り とは
- 相続・遺言問題
いままで、円満だった家族仲が遺産相続の問題に直面したとたん対立し、骨肉の争いとなることは多々あります。後の家族や子供たちの幸せのために、遺言を残すことは有効な手立てであると言えます。「遺言」は争うことなく遺産を分配する基準となります。もちろん、民法の定める法定相続分によっても遺産分割を進めることは可能ですが、あく...
- 相続人・特別受益・寄与分
生計の資本とは住宅資金や開業資金の援助などの事をいいます。学費援助や生活のための仕送りなどは、特別受益には含まれません。生前贈与は、それが特別受益に含まれるかは、被相続人の資産や収入などを考慮し個別に判断されます。一方で、遺贈はすべて特別受益に含まれます。 特別受益は、相続の公平を保つために相続時に調整されます。...
- 遺産分割の方法
現物分割とは、遺産をそのままの形で分割する方法をいいます。これは遺産分割の原則的な方法ですが、財産の価額には差がありますので、この方法のみでは相続分通りに分割するのは難しいと言えます。 ■換価分割換価分割とは、遺産を売却し現金に換えて分割する方法です。公平な分配が可能ですが、事業用資金などの処分することができない...
- 弁護士費用特約とは?
■弁護士費用特約とは 弁護士費用特約は、自動車保険などの特約としてつけられ、「弁護士費用保険」や「弁護士費用等担保特約」とも言われます。 自動車保険の他にも、住宅の火災保険・傷害保険などでも、特約になっている場合があります。 ■対象となる事故 各契約・約款ごとに異なります。一般的には、以下の2つのいずれかに該当す...
- 交通事故発生後の初期対応
交通事故は頻発しているとはいえ、自分が当事者になることはそう多くないことから、自分が被害者になった場合にどのように対応すれば良いのか、しっかりと把握している方は少ないかもしれません。 自らが被害を受けた場合、特に以下の点に注意しましょう。 (1)警察への届出 基本的には、加害者が届出の義務を負っていることから...
- 治療に関する留意点
これらの場合、全額を加害者に負担させることはできないため、必要性・相当性の認められる範囲まで請求が認められます。 いろどり法律事務所では、京都南部・大阪北部・滋賀南部を中心に、京都・大阪・滋賀・岐阜西部・福井南西部における、相続・交通事故・借金に関するご相談を承っております。「脊髄を損傷したが、治療費はどこまで請...
- 交通事故損害賠償をめぐる諸問題
過失相殺とは、事故の際、被害者に過失があった場合に、裁判所が被害者の過失を考慮して損害賠償額を減少させることを言います(民法722条2項)。 裁判所は、裁判官の自由な判断で過失相殺を認定しますが、過失相殺にも目安となる一定の基準が定められています。 一般原則として、「道路交通法上の優先関係」・「弱者保護」の...
- 借金問題でお困りの方へ
債務整理とは、以下の3つの方法により借金を減額する方法の事を指します。①任意整理…裁判所を介さず、私人との交渉により借金の支払利息を減らしてもらう方法。②個人再生…裁判所を介し、法律によって定められた基準により強制的に借金を減額してもらう方法。③自己破産…全ての財産を清算する代わりに、全ての債務を無くしてもらう方...
- 自己破産とは
免責とは、わかりやすく説明すると「借金が全て無くなる」という意味です。 なお、現金に関しては99万円までの現金は、裁判所の判断により自由財産として認められていますが、借金の原因がギャンブル等の場合には、認められない可能性もあるため注意が必要です。 自己破産を行うためには、まず申立てを行う必要があります。ここでの申...
- 任意整理とは
任意整理とは、裁判所を介さずに直接業者との間で交渉を行い、月々の返済を容易にしてもらう方法の事を指します。任意整理においては、借金の元本そのものの減額交渉を行う事は稀であり、多くの場合将来利息や遅延損害金の免除を話し合いによって実現します。実は借金を返済しても返済しても元本が減っていないと感じるのは、その返済の一...
- 過払い金返還請求
過払い金とは、読んで字のごとく、借金問題において「過度に支払いすぎた金銭」を意味します。本来支払う必要のない利息であるため、過払い金返還請求を行う事により、払いすぎた借金の一部が手元に戻ってくる可能性があります。 なぜ、過払い金が生じるかについての簡単な説明を行います。お金を借りる時には、多くの場合「利息」と呼ば...
- 個人再生とは
個人再生とは、一定の法的基準に基づき借金を強制的に減額させる方法の事を指します。この手続きの根拠となっているのは、平成12年に施工された民事再生法です。元々は、企業・会社再建のために利用されているものでしたが、平成13年から個人のための個人再生手続きとして利用されています。主な借金の減額基準は以下の通りです。
- 遺産分割協議書の作成方法と必要書類
遺産分割協議とは、共同相続人同士が協議によって遺産の分割をすることを示します。被相続人が死亡することによって相続が開始され(民法882条(以下「○○条」とする))、法定の相続人によって被相続人の遺産が共有状態となります。(898条)その後、遺産分割協議を行うことで、この共有された遺産を分割し、個々の相続人の相続財...
- 遺言書の種類とそれぞれの特徴
危急時遺言とは、遺言者に死が差し迫っている場合に行われる遺言の形式で、病気や遭難などの場合に用いられます。隔絶地遺言とは、一般の場所からは隔絶された環境にいる場合や一般の場所への連絡が困難な場合に用いられる遺言の形式です。 遺産分割、遺留分減殺請求、自筆証書遺言など相続に関してお困りの方は、いろどり法律事務所にご...
- 遺留分・遺留分減殺請求権とは
遺留分とは、相続財産の一定割合の権利を一定の範囲の相続人に保障することを示します。例えば、「Xに相続財産をすべて譲る」という遺言書があったとします。このXが相続人でもない他人であった場合、遺された遺族は、何一つ相続できないとなると不公平ですし、その後の生活が困窮するおそれもあります。そこで、特定の相続人において一...