遺産 遺留分
- 相続・遺言問題
いままで、円満だった家族仲が遺産相続の問題に直面したとたん対立し、骨肉の争いとなることは多々あります。後の家族や子供たちの幸せのために、遺言を残すことは有効な手立てであると言えます。「遺言」は争うことなく遺産を分配する基準となります。もちろん、民法の定める法定相続分によっても遺産分割を進めることは可能ですが、あく...
- 相続の流れ
財産目録は後の遺産分割協議で必要となります。また、同時に故人の遺言書が無いかを調べます。遺言書が相続終了後に見つかった場合は、相続をやり直さなければいけませんのでご注意ください。 ■相続人の確定遺産の調査と並行して、相続人を確定するために戸籍調査を行う必要があります。故人に隠し子や前妻との間に子供がいる場合もあり...
- 相続と相続放棄
また、相続放棄は特定の相続人に自分の相続分を譲るためにも多く利用されていますが、被相続人の親族関係を十分に調査しなければ、予想外のところに遺産が移転してしまうことがありますので、相続放棄を検討している方は、ぜひご相談ください。 いろどり法律事務所では、「相続放棄」や「相続人調査」などの「相続」に関するご相談を承っ...
- 相続人・特別受益・寄与分
なお、寄与分が認められるのは相続人のみで、相続人でない者は被相続人の財産形成に寄与したとしても、遺産から寄与分を受け取ることはできません。寄与分の額は相続人全員の協議で決定します。協議が成立しないときは、家庭裁判所に調停や審判を申し立てることとなります。 いろどり法律事務所では、「特別受益」や「寄与分」などの「相...
- 遺産分割の方法
遺産がすべて現金や預貯金であれば簡単に遺産分割を進めることができます。しかし、現実には遺産の多くは宅地などの不動産や株式などでそう簡単には遺産分割を進めることができません。そこで、できるだけ相続人間で公平になるような遺産分割の方法が必要です。遺産分割には、主に4つの方法がありますので、それらを上手く使い分けること...
- 遺産分割協議書の作成方法と必要書類
遺産分割協議とは、共同相続人同士が協議によって遺産の分割をすることを示します。被相続人が死亡することによって相続が開始され(民法882条(以下「○○条」とする))、法定の相続人によって被相続人の遺産が共有状態となります。(898条)その後、遺産分割協議を行うことで、この共有された遺産を分割し、個々の相続人の相続財...
- 遺言書の種類とそれぞれの特徴
隔絶地遺言とは、一般の場所からは隔絶された環境にいる場合や一般の場所への連絡が困難な場合に用いられる遺言の形式です。遺産分割、遺留分減殺請求、自筆証書遺言など相続に関してお困りの方は、いろどり法律事務所にご相談ください。また、当事務所HPでは、民法改正のポイントも紹介しておりますのでぜひご覧下さい。
- 遺留分・遺留分減殺請求権とは
遺留分とは、相続財産の一定割合の権利を一定の範囲の相続人に保障することを示します。例えば、「Xに相続財産をすべて譲る」という遺言書があったとします。このXが相続人でもない他人であった場合、遺された遺族は、何一つ相続できないとなると不公平ですし、その後の生活が困窮するおそれもあります。そこで、特定の相続人において一...